「大人の鉛筆」で書くこと

 

社会人学生の今、これまでの人生で一番美術館へ通っています。

子どもは無料なのでだいたいは道連れに。そして、もう一度、こっそり独りで訪れたりしています。たくさんの言葉を識ることや物語を読むことも大切ではあるけれど、アート鑑賞から自分のことばが紡げるかどうかも同じくらい大切なのです。

大好きな美術館のひとつはアーティゾン美術館。学生無料なため通いやすいです。目の前の作品に閉じ込められた想いを感じ、自分のことばを耕すときに鉛筆で書く小さな変化も楽しみのひとつ。

美術館にはノートと「大人の鉛筆」がいつもセットです。学びがそばにあることに驚きながら、新しい発見を重ねています。鉛筆なのに鉛筆でない感覚を指に伝えながら五感とともにことばを選ぶことが心地いいひとときです。

書くことで記憶と感覚がわたしだけのものになることも学びのひとつなのです。

 

オリジナルペンシルペンPENCOコラボレーション「大人の鉛筆」

https://shop.artizon.museum/product-category/13/page/5/

アーティゾン美術館

https://www.artizon.museum

Text・Photo/Chikayo Kono Modrušan

@croacica