建築家の言葉

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会社員から独立することは、自らの手で家を建てることに似ています。必ずしも材料が揃っていることばかりではなかったです。無いものも形にしようと奔走したり、アイデアを世に送り出すこともそのプロセスは建築と似ているような。

私は毎年1本ずつ柱を立てていると思っていました。しばらくは雨露をしのぐことはできず忍耐強く、信念強くいることしかなかったのです。そして4本の柱が揃った5年目、ようやく屋根を被せることができました。毎年たった一本でも、柱が倒れないように補修や設備投資をしながら今日に至っています。

それは、住みやすいことは仕事がしやすいこと。暮らしやすいことは社会に貢献できている実感なのです。スタートアップは光をもたらします。暗くても明るくてもうっすらと差す光を大切に、信じることを忘れないように。

「すべて光から生じる」アントニ・ガウディ(1852-1926) 176頁