幸福の風景

 

谷口正和 ライフデザインブックス新書

 

100年人生といわれる時代、人生に迷った時、成熟したこの時代に「何が幸せなのか」を教えてくれる一冊。

自分が幸せになるためのキーワードとして「自己を向上させることが我々に与えられた新たな幸福論」、「サービス精神が幸福をもたらす」とする点に深く共感しています。

もともとサービス精神が結果として仕事や視野を広めることを体感してきたので、著者が述べる

我々が幸福になろうとしたときに重要なのは、幸福をまず他者に与えなさい、それだけの技量を身につけなさい、ということだ。そのためにあなた自身が修行し訓練するということ。自己を向上させることが我々に与えられた新たな幸福論である。

どのような場合もその主軸にあるのは他者に与えるサービス精神である。他者にサービスするということはあなた自身へのサービスになるということを覚える。サービス精神を鍛えようではないか。サービス精神は周りに笑顔や喜びを振りまく。

という一文に、“シンプルに前を向いて歩こう!”と腑に落ち、道しるべとなった本です。

 

葛和恵奈子さん