すべては導かれている 逆境を超え、人生を拓く五つの覚悟

 

田坂広志(小学館)

不思議なものとの向き合いかた、その出会いをどう受け止めるのか。スタートアップをすれば、そして続けるならば無視できないことです。小さすぎることに意味をもたらして奮起したり、遠すぎる事柄をどうやったら繋げられるのだろうかと毎日知恵を絞る。それはビジネスとして形にならなくても感性として息づいてくれるものだろうと思い始めました。

「関係」を感じ取り、「意味」を見出し、「物語」を読み取る。

スタートアップは自ら物語を紡ぎ続けることだと思っています。最後の一人になってもやり続けることではないでしょうか。いろんな導きを素直に静かに引き寄せられるのか、人生の風景が変わりゆくことも楽しさとして人生を刻みたいものです。

不思議な力も説明できないこともあるからこそ毎日が輝いているのだと、今を噛み締めたいと思える一冊です。