ベニシア・スタンリー・スミス(世界文化社)
生活も仕事も暮らしのすべて“ニューノーマル”とのバランスをどう取ろうかと思い悩んでいた時に、偶然出会った本でした。いつも訪れない図書館でふと手にし、パラパラとしただけで棚に戻してしまったのに、心に残る言葉ばかりですぐに探して購入したくらいです。この本のひとつひとつの言葉に出会えなければ乗り越えられなかったと言っても過言ではありません。今ではデスクのすぐ前に置いてわたしの仕事を支えてもらっている一冊となりました。
自然との向き合い方、感謝について、一番大切にしなくてはならない本質そのものがたくさん詰まっていて、京都大原を愛するベニシアさんをそばで感じられるような気がする温かい言葉の数々がどれも好きです。
スピードが求められてばかりの現代ですが、もっとゆっくり生きてもいいことを後押ししてくれるようです。